同窓会報No.39

6 2022 年 第 39 号 TUT 同窓会報 ミュニケーションには目をみはるものがあり、積極的 に取り入れ研究活動共々進めております。 ご多用とは存じますが、もし豊橋の近くへいらっ しゃることがございましたら是非ともお気軽にお立ち 寄りください。研究室一同心よりお待ちしております。 最後となりましたが、卒業生、修了生の皆様の益々の ご活躍を祈念しますと共に、今後とも本研究室にご支 援いただきますようお願い申し上げます。 卒業生・修了生の皆様、いかがお過ごしでしょうか。 平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。 現在、計測システム研究室には教員 4 名(髙山弘太郎 教授、真下智昭准教授、秋月拓磨助教、戸田清太郎 助教)、秘書 4 名、研究員 1 名、博士課程 2 名、修士 課程 14 名、学部 11 名、合わせて 36 名所属しており、 かなりの大所帯になっております。 ここ数年を通して、本研究室では大きな変化がござ いました。まず、2019 年度をもって章忠教授が広島 工業大学教授としてご転出されました。また同 2019 年度には、本学のエレクトロニクス先端融合研究所よ り真下智昭准教授が本研究室に着任されました。そし て本年度、エレクトロニクス先端融合研究所より髙山 弘太郎教授と私、戸田が本研究室に着任いたしました。 現在、本研究室では、農業を中心とした《センシン グ技術》《アクチュエータ技術》《植物工場技術》の 3 領野をベースとして、計測システムの研究・開発に取 り組んでおります。《センシング技術》では、機械や 人体および植物における異常を早期かつ高精度で検知 することを目的とし、信号・画像処理、ディープラー ニングに代表される AI 活用などの開発を行っており ます。《アクチュエータ技術》では、数ミリの大きさ でも十分な力が出せるマイクロモータや、柔軟に曲 がっても駆動力を発生できるフレキシブルモータの開 発、ならびにそれらのモータを用いた、新しい農業用 ロボットの設計開発や計測制御などの開発を行ってお ります。《植物工場技術》では、植物工場などの栽培 環境最適化のための植物生体情報計測技術を開発し ており、食と農の分野へのシステム制御・ロボットの 実装を目指し、ロボット・IoT・AI などを駆使した「ス マート農業」の研究で国内外をリードしております。 一方で研究室行事においては、昨年度よりコロナ 禍の影響によって歓迎会、忘年会や追いコンといった 恒例行事の開催は断念せざるを得ず、少し寂しく感じ ておりますが、学生のオンラインツールを駆使したコ 計測システム研究室の近況報告 戸田 清太郎

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