同窓会報No.40

先生方の熱心なご指導のもと、各グループの学生が 注力して研究に取り組みながら不断に成果を上げてお り、国内外から高い評価を頂いております。学会活動 はコロナ渦でオンラインでの開催が続いておりました が、本年度からようやく対面での開催も再開され始め 現地開催の意義を改めて実感しております。こうして 研究成果を世の中に情報発信できるのも、これまで卒 業生・修了生の皆様が発展させてきた研究内容が基盤 となっていると考えています。心から感謝し、日々精 進して参ります。 研究室の行事としましては、毎年恒例のスキー旅行 や新歓、追いコン、BBQなどのイベントをしていま す。多くの学生が所属しており、研究グループの垣根 を越えて大いに盛り上がっています。一昨年から続く コロナ渦での影響で、多くの行事の開催が困難でした。 コロナの終息と今後はこのような行事が増えることを 願っています。 豊橋にお近づきの際には、お気軽に研究室へとお立 ち寄りください。研究室一同心よりお待ちしておりま す。最後になりましたが、諸先輩方のさらなるご活躍 とご健康を研究室一同心よりお祈りしております。 卒業生・修了生の皆様、いかがお過ごしでしょうか。 皆様におかれましては、それぞれの職場で大いにご活 躍されていることと存じます。現在、本研究室は澤田 和明教授、高橋一浩教授、野田俊彦准教授、崔容俊助 教のもと、博士学生 3 人、修士学生 21 名、学部生 12 名、 研究員 6 人の計 46 名で日々研究に励んでおります。 近年注目されている IoT などのイノベーションの影 響により、世界の半導体業界は拡大を続けています。 これらは多数のセンサが必要となるため、半導体の需 要が増え、非常に注目されています。本研究室では、 半導体微細加工技術で病気の診断や脳科学・生命科 学に貢献できる研究を行っており、主に以下の 8 つの テーマを中心とした研究に取り組んでいます。 ① 高精細イオンイメージセンサ ② 神経伝達物質イメージセンサ ③ フィルタフリー蛍光センサ ④ 細菌検出センサ ⑤ 光干渉MEMSバイオセンサ ⑥ MEMS可変カラーフィルタ ⑦ 超高感度MEMS共振型センサ ⑧ マルチモーダルセンサ 集積化バイオセンサ(澤田研究室) 間所 麻衣 2023年 第40号 TUT 同窓会報 13

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