同窓会報No.41

2024年 第41号 TUT 同窓会報 1 豊橋技術科学大学同窓会の皆様方におかれましては、常日頃より同窓会活動にご理解とご協力を賜りまして、誠にありがとうございます。 本年元日に起きた能登半島地震は甚大な被害をもたらし、多くのお亡くなりになった皆様にお悔やみを申し上げるともに、被害に合わ れた皆様にお見舞いを申し上げます。孤立した集落、復旧に時間を要するインフラ、雪や寒さなどのニュースは、胸を締め付けられる思 いですが、少しでも早く復興の緒につくことができるよう祈るばかりです。 2020 年初めに始まった新型コロナ感染症も昨年 5 月にようやく5 類へと移行し、ようやくアフターコロナの時代として、社会も落ち着き を取り戻しました。コロナ禍で経済的に苦労されていた在学生へ行ってきた同窓会緊急学生支援も今は申請がなくなり一安心。また昨年 11 月には、大学と共催で「ホームカミングデー」が対面とWEB 併用で開催され、多くの卒業生にご参加いただきました。ご参加いただ いた皆様に改めて感謝申し上げます。 同窓会にとって、一昨年に続いての明るいニュースは、昨年6月に行われたNHK学生ロボコン全国大会で我が技科大が 2 年連続優 勝!!さらには、その後にカンボジアで開催された世界大会ABUロボコン 2023 でも初優勝を飾り、後輩たちの活躍に勇気をもらう大変 嬉しいニュースとなりました。本当にあっぱれ!!! 実は、世界遠征に向けての資金集めはロボコンチームの学生達自らが行っていて、同窓会からの支援にあたり、資金援助依頼のお話 を直接お伺いしました。その説明や受け答えが学生とは思えないほどしっかりしていて、ロボコンの優勝もさることながら、その活動が学 生達に大きな成長をもたらしていることに感心しました。 同窓生皆で世界大会優勝の喜びを分かち合いたいと思います。 同窓会活動としては、例年継続している優秀な学部卒業生への「同窓会会長賞」の授与、「学生課外活動支援」の他、好評を頂いて いる食堂での「めざましごはんプレミアム」や「同窓会カレー」への経費支援など、学生の健康、学びや研究の糧となる支援を行ってい ます。 また、同窓生を対象とした懇親会やパーティ等の交流活動への助成は、コロナ禍は申請が少なかったものの徐々に増えています。私の 期(旧建設工学系 4 期)もこの助成を活用して、38 年ぶりに同窓生 20 数名が三谷温泉に集まり、懐かしい顔を見ながら楽しい一日を過 ごさせていただきました。是非、皆様におかれましても、同窓生が集まる機会にこの助成をご活用下さい。 これらの活動に加えて、2023 年秋号を初号として、季報「技科大の顔」の配信を始めました。詳細は別の頁で述べますが、多様な分 野で活躍されている様々な年代の卒業生に執筆いただき、その活動を在学生、卒業生に知ってもらう季報「技科大の顔」。是非、ご一読 いただければと思います。 さて、1976 年に設立した母校も2026 年 10 月に 50 周年を迎えます。大学では開学 50 周年記念事業を予定されていて、同窓会もこれ を機に同窓生の皆様の結束を強める活動を行いたいと考えています。 これからも同窓会が同窓生の力を合わせるプラットホームとなれるよう、皆様のご活躍を祈念すると共に、今後も同窓会活動へのご協力・ ご理解を深くお願いして、挨拶に代えさせて頂きます。 同 窓 会 会 長 挨 拶 同窓生が力合わせるプラットホームを目指して 旧6系(建設工学系)4期生 若林 亮 <株式会社日建設計 デザインフェロー>

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