同窓会報No.41

26 2024年 第41号 TUT 同窓会報 本学卒業生・修了生の皆様におかれましては、ます ますご健勝のこととお喜び申し上げます。応用化学・ 生命工学系の近況についてご報告いたします。 最初に、前号の同窓会報以降の応用化学・生命工学 系の教員の異動についてご報告いたします。分子制御 化学分野の原口直樹准教授と分子生物化学分野の手老 龍吾准教授のお二人が2023年4月に教授に昇任され ました。また、分子機能化学分野・高分子材料工学研 究室の荒川優樹助教が 2023 年 10 月に准教授に昇任さ れ、研究室を主宰されています。荒川先生は、本学グ ローバル教員研修プログラムに採択され、2022 年 8 月 から2023年3月までオランダ・アイントホーフェン 工科大学で研究活動を行われました。このご経験を生 かして更なるご活躍が期待されております。2019 年 4 月の本系の名称変更に伴い、建築・都市システム学系(5 系)に配置換えとなり、以後兼務教員として本系の教 育・研究に関わっていただいておりました東海林孝幸 講師は、2023 年 4 月に兼務解除となるとともに建築・ 都市システム学系准教授に昇任されました。 令和 5 年度も、系長が小職、副系長が高島和則教授 および水嶋生智教授の 2 名で、応用化学・生命工学系 の運営を引き続き担当しています。本系に所属する教 員は、分子制御化学、分子機能化学、分子生物化学の 各分野で引き続き活発な教育・研究活動を行なってい ます。現在の研究室一覧および教員配置は、別表をご 参照ください。 前号の同窓会報執筆(2022 年 12 月)時点において、 新型コロナウイルス感染者数が増加する傾向が見ら れ、実務訓練などへの影響が懸念されておりましたが、 本系の教育・研究活動への大きな影響はなく、2023 年 5 月のいわゆる 5 類感染症への移行後は、原則対面 応用化学・生命工学系の近況 応用化学・生命工学系 系長 齊戸 美弘 で講義が行われるなど、新型コロナウイルス感染症拡 大渦以前の教育・研究活動に戻っております。 本系ではこれまでと同様に質の高い活発な教育・研 究活動が行われ、前号の同窓会報以降も教員・学生 の受賞等がありました。荒川准教授らが2022年に発 表した論文(学術誌Materialsに掲載)が、The Best Editor's Choice Article in 2022 in the Section "Soft Matter" に選ばれたほか、学会等での優れた発表を行っ たことに対し学生が表彰されるなど、高く評価されて おります。最新の情報は、本学ホームページ (https:// www.tut.ac.jp/) あるいは応用化学・生命工学系ホーム ページ (https://chem.tut.ac.jp/)をご覧ください。 以上、応用化学・生命工学系の近況をご紹介いたし ました。同窓生の皆様におかれましては、応用化学・ 生命工学系の教育・研究活動に引き続きご支援とご鞭 撻をよろしくお願いいたします。末筆ながら、皆様の 益々のご活躍とご健康をお祈り申し上げます。

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