システム応用研究室(宇野・福村研究室)



修了生・卒業生の皆様,いかがお過ごしでしょうか。皆様それぞれの職場で活躍されていることと存じます。

本研究室は,平成8年に前任の伊藤宏司教授から,宇野洋二教授に引き継がれました。平成9年にソニーから現福村直博講師が助手として赴任されました。平成13年には現福田浩士助手が本学博士後期課程を修了し,本研究室の助手となられました。伊藤教授のころから本研究室に所属していました片山正純講師は,福井大学に異動され現在にいたっています。宇野教授が本研究室を引き継がれてから,約40名の学生が卒業・修了していきました。

現在の本研究室の構成は,宇野教授を中心に,福村講師,福田助手の3名のスタッフと,修士8名,学部7名の計15名の学生で,総勢18名です。

さて,システム応用研究室では,計算論的神経科学の立場から,運動を実現する基本原理の神経計算モデル,感覚・運動統合,運動によるコミュニケーション原理,運動のこつを獲得する学習メカニズムに関する研究を進めています。 さらに,システムへの応用として,下肢麻痺者の歩行再建システムの構築といった医療工学への応用(藤田保健衛生大学医学部との共同研究),柔軟でヒトに優しい知能ロボットの実現を目指しています。 また,本年度の研究室の活動として,9月に北海道大学で行われた生体・生理工学シンポジウム,鳥取大学で行われた日本神経回路学会に修士の学生が発表するなど,精力的に研究を行っています。

本研究室が所属する情報処理大講座では,研究室間の親睦を深めるため,研究室対抗のソフトボール大会を行っています。先生たちもこの日だけはジャージを着て,手に持つペンをバットにかえて学生とともに奮闘しています。過去2年は未勝利に終わりましたが,7月に行われました第3回大会において悲願の初勝利を上げることができました。 研究室恒例の研究室旅行では,三重県の伊勢に行き,伊勢神宮の参拝などを行いました。

諸先輩方の御来校を,研究室一同,心よりお待ちしております。お気軽に研究室へお立ちより下さい。

報告:水野大輔 北川哲生(情報工学課程4年)


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