同窓会報No.40

2023年 第40号 TUT 同窓会報 1 豊橋技術科学大学同窓会の皆様方におかれましては、常日頃より同窓会活動にご理解とご協力を賜りまして、誠に ありがとうございます。 2022 年度末を迎えるにあたり、この一年を振り返りますと新型コロナウィルス感染症は収束とまでは至らないもの の、感染に留意しながらも元に近い生活を取り戻そうとするウィズ・コロナの時代を迎えています。また、昨年 2 月 に始まったロシアによる不条理なウクライナ侵攻はその先が見通せず、世界情勢に大きな影響を与えると共に、安全 保障政策に関する議論、原油価格高騰、円安など、私たちの身近に大きな影を落とし、この年は様々な意味で世界、 日本の転換点になるように思います。 その中での明るいニュースは、昨年6月に行われたNHK学生ロボコン全国大会で我が技科大が全国優勝!その後 の世界大会ABUロボコン 2022 インドデリーでは予選リーグで敗退したものの、ロボットの高い技術面が評価され 「ベストエンジニアリングアワード」を受賞されたとのこと。あっぱれ!!!後輩たちの活躍に勇気をもらう大変嬉し いニュースでした。同窓会も世界大会に向けての緊急支援を通じて応援をさせて頂きました。 この一年の同窓会の活動ですが、新型コロナ感染症のために 2020 年度より始めた同窓会緊急学生支援を継続。当 初より申請は減少し、2021 年9月から 2022 年3月までに支援した学生数は 13 名と落ち着きをみせています。また、 今までに支援を行った学生へのアンケートでも多くの感謝の言葉を頂いていて、困窮した学生たちの支援を行えたこと を改めて皆様にお礼申し上げます。引き続き新型コロナの影響に関わらず、困窮する学生への支援を行って参ります。 また、優秀な学部卒業生への同窓会会長賞の授与、学生課外活動支援の他、好評を頂いている食堂での「めざま しごはんプレミアム」や「同窓会カレー」への経費支援など、コロナ禍の中での学生の健康、学びや研究の糧となる 支援を行っていて、これらは来年度も継続して参ります。 一方で、同窓生を対象とした懇親会やパーティ等の交流活動への助成については、コロナ禍のために申請が少なく、 ウィズ・コロナの中であってもオンラインや対面で同窓生の皆様が顔を合わせる機会が増えることを願っています。 是非、この助成をご活用下さい。 1976 年に設立した母校も 2026 年に 50 周年を迎えます。大学では開学 50 周年記念事業を予定されていて、同窓会 もこれを機に同窓生の皆様の結束を強める活動を行いたいと考えています。 大きな転換を迫られる時代にあって、同窓会が同窓生の力を合わせるプラットホームとなれるよう、また皆様のご 活躍を祈念し、今後とも同窓会活動へのご協力・ご理解を深くお願いして、挨拶に代えさせて頂きます。 同 窓 会 会 長 挨 拶 世界が転換する時代に力を合わせて 旧6系(建設工学系)4期生 若林 亮 <株式会社日建設計 デザインフェロー>

RkJQdWJsaXNoZXIy NDY3NTA=