同窓会報No.40

2023年 第40号 TUT 同窓会報 3 同窓会の皆様におか れましては、お元気に ご活躍のこととお慶び 申し上げます。平成22 年4月に学部・大学院 組織を再編して、5 つの系と総合教育院において教育 と研究が行われており、旧機械システム工学系(旧1 系)および旧生産システム工学系(旧 2 系)を統合し た機械工学系(1 系)として活動しております。 機械工学系の組織は、機械・システムデザインコー ス、材料・生産加工コース、システム制御・ロボット コース、環境・エネルギーコースの 4コースで構成さ れ、計18 研究室があります。教員、学生ともにコー スに所属する研究室に在籍しております。 現在、教授16名(兼務教員1名含む)、准教授12 名、助教 12 名の計 40 名の教員が所属しております。 2021年度末には、計測システム研究室の真下 智昭 准 教授が岡山大学の教授として異動されました。また、 新規採用により、2022 年 4月には、システム工学研 究室に高橋 淳二 准教授、薄膜材料研究室にKhoo Pei Loon 助教、知能材料ロボティクス研究室に比留田 稔 樹 助教が着任されました。本年4月には、マイクロ・ ナノ機械システム研究室の永井 萌土 准教授がエレク トロニクス先端融合研究所(EIIRIS)の教授(1 系兼務) として昇進され、本年10月には、材料機能制御研究 室の足立 望 助教が本系の准教授に昇進されました。 2020 年初頭以降の新型コロナウイルス感染症の影 響を受けて、機械工学課程・専攻の教育ならびに研究 活動は、大きな様変わりを見せました。教育活動にお いては従来からの対面形式からGoogle Classroomな どを用いた on-demand 形式や双方向を組み入れたハ イブリッド形式の活用が進みました。また、研究活動 ではon-line形式を活用した研究報告会などの実施、 テレワークの推進と、本学・本系も大きな変遷の中で 柔軟に対応しながら、教育研究活動の質を確保する努 力と工夫をしてきました。2022年度に入り、感染拡 大防止への配慮をしながら、徐々に対面授業へと移行 し、本年10月からは、原則、対面での授業になって おります。一方、オンラインでの活動が一般的になっ てきたことで、新たな試みとして、高専出身の本系の 学生と高専の学生さんとのオンラインでの交流会(高 専OB・OG訪問オンライン)を始めました。また、 本系の学生の活躍を中心に配信する「機械工学系公 式 Twitter」(https://twitter.com/TUT_kikai) を 開 設しました。是非、フォローをお願いします。 このように、本学・本系を取り巻く環境は目まぐる しく変化しておりますが、本系では、今まで以上に社 会に貢献できる教育・研究を行うべく一層努力する所 存でございます。同窓会の皆様には、引き続きご支援、 ご指導を賜りましたら幸いです。末尾ながら、同窓生 の皆様の益々のご活躍をお祈り申し上げます。 学内近況報告 系長 柴田 隆行

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